【幽遊白書】雷禅の過去が意外…あり得ない実力や悲しすぎる最期
更新日:2019年08月05日
幽遊白書に登場する雷禅は、物語の終盤に登場した妖怪であり作中でも最強クラスの実力を有している人気キャラクターです。
とある理由から人間を食べる事を止めてしまったので、どんどん衰弱しており死を待つばかりという状態で登場しました。
そんな雷禅ですが、幽助との関係が意外だと言われているのをご存知ですか?
ここでは、雷禅の過去や幽助との関係、強さなどについて紹介していきます。
スポンサーリンク
裏話1.「雷禅」が経験した意外な過去

ここから、雷禅の魅力や裏話を紹介していきます
幽遊白書は魔界という存在が明らかになってから、戦力インフレが半端では無くなり今まで苦労して倒した戸愚呂が中クラスだと判明しました。
戸愚呂はB級の上位クラスであり、霊界にとっては厄介だが特別危険という判断はされておらず、戸愚呂がいかに平凡なキャラかが分かります。
魔界には戸愚呂以上の妖怪がゴロゴロしており、その中でも最強クラスだと話題なのが「雷禅」です。
そんな雷禅ですが、実は驚きの過去が明らかにされているので、以下からその点についてネタバレをしていきます。
雷禅は700年ほど前にとある食脱医師として働く人間の女性に一目惚れし、その女性と一晩だけ関係を持つようになりました。
お互いは再会をする約束をしませんでしたが、別れ際に雷禅は「再会するまで人間を食べない」ことを心に誓ったのです。
雷禅は人間のエネルギーを摂取し、栄養補給をしていたので人間を食べないということは「絶食」と同じこと。
普通の人間であればすぐに衰弱する過酷な環境ではありますが、雷禅はそれから700年近くも生き延びてきました。
食欲は非常に強い欲求なので、途中で自分を抑えるのが難しい状況が何度もあったはずです。
そうした自分との戦いを何百年も続けるという、とても過酷な過去を雷禅は経験してきたと分かります。
スポンサーリンク
裏話2.「雷禅」が持っているヤバい性格とは?
魔界における三大妖怪の一人として数えられている雷禅ですが、どういった性格をしているのでしょうか?
- 仲間想い
- 家族想い
- 冷酷
- 厳しい
- 豪快
- 短気
本編でそれほど多くは登場してきませんが、雷禅の言動を見ると上記の性格をしていると分かります。
まず、雷禅は仲間想いであり家族のことも大切に想っているところが、回想などを通して明らかです。
しかしながら三大妖怪に数えられているので、冷酷で厳しい性格をしており、さらに喧嘩っ早いので短気。
だからと言って、部下から憎まれるような存在ではなく、一種のカリスマ性を持っています。
雷禅は一言では語れない、とても深い人間性を持つ妖怪です。
スポンサーリンク
裏話3.「雷禅」と「幽助」との関係が分かるエピソード
幽遊白書の雷禅ですが、幽助と深い関係にあります。
というのも、妖怪の遺伝子上は幽助の父親と呼ぶべき存在だからです。
幽助は仙水忍との戦いで戦死しましたが、そこで雷禅の子孫であったことが判明し、魔族大隔世により幽助は復活を果たします。
人間と妖怪の混血児である幽助は、雷禅のように人間を食すということはありませんが、妖怪に少し性格が似てきました。
魔族大隔世をする前に死んだので、幽助は魔族の心臓「核」で動いています。
そうした特殊な状況に置かれた幽助は、雷禅が妖怪遺伝子上では自分の父親であると判明するや何度もケンカを仕掛けます。
もちろん雷禅に敵うはずがありませんが、それでも何度も拳を交えるその姿は、長年会ってこなかった親子のひと時のように見受けられました。
決してほのぼのした光景ではありませんが、雷禅も幽助もどこか嬉しそうな、永遠に続いて欲しいと思える時間を過ごします。
それは雷禅の死期が迫っていたからに他ならず、幽助もその点を理解はしていたでしょう。
スポンサーリンク
裏話4.「雷禅」が迎えた衝撃的な最期
700年近くも食事をしてこなかった雷禅は、衰弱してしまい動くのも難しい状況に追い込まれます。
そのため本編のある段階で栄養失調により危ない状況に追い込まれるというのは、誰の目から見ても明らかでした。
そしてついに、雷禅は戦わずしてその生涯を閉じることになったのです。
幽助の喧嘩に何度も相手をしてあげながら、体は衰弱する一方。
死期を悟った雷禅は、部下の身を案じ幽助に部下を頼むとお願いし、「あー、腹減ったな」と言い残して餓死しました。
最後まで自分の欲望を自制し、一目惚れをした人間の女性と再会するまで人間を食べないという誓いを果たしたのです。
その姿に、多くの読者は涙で紙面を濡らしたほど。
せっかく息子である幽助と出会い、親子の時間を取り戻せたと思った矢先に雷禅が餓死した訳ですから幽助もショックを受けたでしょうね。
スポンサーリンク
裏話5.「雷禅」の全盛期の強さが想像を超えていた…
幽遊白書は、かなりのスピード感を持って最終回を迎えたので結局ラスボスが誰を指すのか曖昧なままとなってしまいました。
そのため、ファンの間では誰がラスボスで、そして誰が一番強いのかについてよく議論されています。
- ストーリー:仙水忍
- 実力:雷禅
- 雰囲気:戸愚呂弟
ファンの間でおおよそ一致の見解を示しているのは、上記に挙げる通りです。
まず、ストーリー的には仙水忍がラスボスで、実力的なラスボスは雷禅、そしてファンの心の中では戸愚呂弟という結果。
ここで実力に雷禅が登場しているのは、妖力値などのデータから見ると違和感を覚えるかもしれません。
というのも、黄泉の諜報員が捉えたデータを見る限り、雷禅は躯や黄泉よりも劣っているからです。
しかしこれは、餓死する寸前のデータであり、彼の部下や昔の喧嘩仲間の証言によれば、全盛期の雷禅を見たら今の躯や黄泉はチビるとのこと。
つまり、それだけ力の差が歴然としていた訳ですが、そうであれば猶更、雷禅の全盛期はどれだけ強かったのか気になりますね。
全盛期についての明確なデータは残されていませんが、魔界トーナメントで優勝したかつての喧嘩仲間「煙鬼」によれば、「ワシよりも強い」と断言しています。
そして煙鬼の嫁「孤光」が、雷禅の墓前で泣き崩れながら「まだあたし一回もケンカ勝ってない」と漏らしました。
魔界トーナメントには数多くの強敵が集う中、煙鬼が優勝したので彼の実力はけた違いと言って良いでしょう。
それでも勝てないとなれば、この2人よりも明らかに強く、そして現在の躯と黄泉が足元にも及ばないと考えられます。
すると、妖力値は500万を軽く超えると推測され、雷禅一強体制がしばらく続いていたんだと理解できますね。
スポンサーリンク
裏話6.「雷禅」が残したカッコいい名言特集!
幽遊白書の雷禅ですが、登場回数は少ないものの幽助の父親に当たるキャラクターなので読者に強烈なインパクトを与えました。
そのため、彼の発言の多くが名言として登録されており、ファンの心を刺激し続けています。
以下から、雷禅の名言を紹介していきますね。
- よォ、息子
- あーハラへったな
- 次に会うまで人を食うまいと勝手に決めた。会う約束さえしなかったのにな
- 北神たちについてはお前に任せる
雷禅は最後まで、部下のことを案じており息子に信頼を寄せていたのが分かります。
考えようによっては、息子が見守る中死んだのは幸せだったのかもしれませんね。
幽遊白書 雷禅まとめ
ここでは、雷禅の過去や幽助との関係、強さなどについて紹介していきました。
雷禅の過去を調べてみると、愛する人間と心で誓った約束を死ぬまで果たし続けていたことが分かります。
700年近くも絶食が続き、気が狂いそうになるほどの空腹状態を耐え抜いた雷禅の最期に、多くの読者が涙したのです。
全盛期の彼がどれほど強かったのかは、想像するしかありませんが、そういった意味で読者の心で生き続けていると言えるでしょう。