【幽遊白書】鴉の名言に鳥肌…意外な過去や能力、蔵馬とのヤバい関係
更新日:2019年08月05日
幽遊白書の戸愚呂チームのメンバーとして登場する「鴉」は、敵キャラにしては実に良く作り込まれており読者からの人気も高いです。
以前は戸愚呂弟にも戦いを挑み、善戦したものの敗れたという所からかなりの実力を持っている妖怪であると判断できます。
そんな鴉ですが、蔵馬との関係がアヤシイと言われているのをご存知ですか?
ここでは、鴉の過去や能力、活躍や蔵馬との関係などについて紹介していきます。
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裏話1.「鴉」が経験した複雑な過去

ここから、鴉の魅力や裏話を紹介していきます
戸愚呂チームの先鋒として登場した鴉は、「支配者級(クエストクラス)」という希少な妖怪であり蔵馬を大いに苦しめました。
突如としてそんな強いキャラクターが登場したので、戸愚呂チームの層が厚いことを読者は認識したのです。
そんな役割を果たした鴉ですが、以下に挙げるような過去を経験しているのでネタバレしていきますね。
鴉はその昔、まだ戸愚呂チームにすら所属していない時は、周囲が恐れるほどの実力を持っていた妖怪でした。
昔馴染みである「武威」と一緒に、戸愚呂兄弟に戦いを挑んだのです。
自身の力に過信していたのか、それとも自分がより強くなる土台として戸愚呂兄弟を標的にしたのかは定かではありません。
希少な種族の妖怪という点を考えるなら、鴉が戸愚呂をも倒せると確信して挑んだ可能性が高いでしょう。
しかし、戸愚呂弟は鴉がどうにかできるレベルではなく、あっさりと敗北しています。
それでも、戸愚呂弟が80%の力を出して勝負をしたとの描写があるので、戸愚呂弟もそれなりに本気を出していました。
敗北した鴉でしたが、戸愚呂兄弟から実力を認められてメンバーの一人として招集されたのです。
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裏話2.「鴉」に見られる不思議な性格
幽遊白書に登場する鴉ですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- プライドが高い
- サディスト
- 執着心が強い
- 残酷
- 頭脳明晰
- 洞察力がある
物語が進むにつれて、鴉は上記のような性格をしていることが分かってきました。
蔵馬との戦闘シーンや、他の試合を観戦している様子を見ると、彼は頭脳明晰で洞察力があると理解できます。
そしてプライドが高く執着心が強い性格をしており、美しいものを自分の手で始末する時に快感を覚えるという残酷な一面も見られます。
一方、美しくないものには興味を示さず、関心すら向けないなど徹底しており単純な性格をしてはいません。
自分が気に入った対象を見かけるならば、すぐに興奮して冷静さを失うため隙が生まれやすい特徴がありますね。
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裏話3.「鴉」が持っている驚きの能力とは?
幽遊白書にて高い実力を持っている鴉ですが、どのような能力を有しているのでしょうか?
支配者級の妖怪である鴉は、自らの妖気を素材として「爆弾」を作り、それを武器にする爆弾使いです。
口から火気物質を取り入れることで、爆弾を強化できますがあまりにも危険なので、普段はマスクをして封印。
戸愚呂弟のように状況に合わせて能力を開放していくパターンであり、対戦相手に精神的なダメージを与えます。
精密の爆破も可能ですが、作り出される爆弾は美しいものが好きな鴉の割には、不気味でグロテスクなものばかり。
- 手榴弾
- 葬儀
- 地下爆弾
- 追跡爆弾
こうした技を、原作やアニメ、ゲームなどで披露しておりそれぞれに特徴があって蔵馬を苦しめました。
この鴉との対決で、蔵馬は妖怪の姿を取り戻しており、人間のままでは確実に負けていたでしょう。
それだけ、あの蔵馬を追い込んだのですから、爆弾使いの妖怪である鴉が非常に強いということが分かります。
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裏話4.「鴉」が迎えた壮絶な最期
暗黒武術会の決勝で激突した鴉と蔵馬ですが、その結末は意外な形を迎えました。
主要メンバーの一人である蔵馬が死ぬことは無いので、結果的に鴉が物語から退場することになります。
以下から、鴉が迎えた壮絶な最期についてネタバレをしていくので、未読の方は閲覧注意でお願いしますね。
鴉の実力が高いことを悟った蔵馬は、妖狐の姿に変身して高い戦闘能力を取り戻して戦いました。
つまり蔵馬は、その時点における全力を出した訳で、それだけ鴉が圧倒的な実力を持っていたと言えるでしょう。
妖狐になった蔵馬に一歩も退かずに戦う鴉でしたが、蔵馬が制限時間よりも先に妖力を使い切ってしまい人間に戻ったところで勝利を確信。
肉弾戦で植え付けたシネマキ草は、発芽する前に爆破するなど鴉は蔵馬の攻撃を一つずつ確実に除去していきます。
ところが、蔵馬が魔界の吸血植物の情報を知っているという所までは、さすがの鴉も知りませんでした。
読み違えた鴉はあと一歩という所で、蔵馬が魔界から呼び出した吸血植物により、血液を吸いつくされて絶命しました。
鴉は死んでしまいましたが、蔵馬がダウンしながらの攻撃だった関係で10カウントが経過し、蔵馬は試合には敗北。
鴉は、戦いには負けたが試合には勝ったという、誰も予想していない最期を迎えたのです。
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裏話5.「鴉」が読者から人気が高い意外な理由
何かと話題になる鴉ですが、人気投票ランキングでも上位に位置するなど、読者から人気が高いです。
鴉がここまで人気が高い理由としては、「容姿端麗でクセのある性格をしている」という点が挙げられます。
幽遊白書には、蔵馬のように中性的な顔立ちをするイケメンはいますが、飛影のような男性的な顔立ちをしたイケメンは多くありません。
特徴的な顔を持つキャラクターは多く出てきますが、その中でも鴉は群を抜いて顔が整っています。
そして前述したように、独特の雰囲気をしており性格にクセがあるため単純な人物ではありません。
作品に大きな影響を残したキャラクターでもありますし、蔵馬に対して異常なまでの執着心を示していたのも特徴的。
そうした、忘れがたい登場人物として、読者の記憶に残りやすかったのが、人気ランキングなどに影響を及ぼしたと考えられます。
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裏話6.「鴉」と「蔵馬」の関係がアヤシイと分かるエピソード
実は鴉と蔵馬は、「アヤシイ関係」とファンの間で話題になっています。
それは後述するような名言を、蔵馬に対してぶつけておりそれを知ったファンが、「この2人はヤバい…」となったのが関係しているのです。
というよりも、蔵馬は正常で鴉の反応が異常というだけですが…。
もちろん蔵馬は鴉に対して特別な感情を持ってはおらず、両想いになるような間柄ではありません。
一方の鴉は、アニメ版などのセリフを見ると蔵馬に対して好意を抱いているのは明らか。
こうした展開が用意されているのも、鴉が読者に記憶された一つの要因と言えるでしょう。
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裏話7.「鴉」が放った鳥肌が立つ名言特集
鴉は原作やアニメ版などで、ヤバい名言を放っているので以下から紹介しますね。
- トリートメントはしているか?(蔵馬の髪を触りながら)
- 手入れは十分にしたほうがいい。人間は痛みやすいからな
- お前はいつまでも私のそばにおいておきたい。頭だけはきれいなままで残してやるよ
- やはり私は5人のなかでお前が一番好きだ
- 愛する者が私の手にかかり死ぬとき、たまらなく快感を覚える!
- 実力の違いを知りながら、まだあきらめないとは健気だな。やはり私は、そんなお前が好きだ
鴉が、どれだけ蔵馬に執着しているか、そして好意を抱いているのかが良く分かる名言が揃っていると感じませんか?
特に「トリートメントはしているか?」という名言は、当時の読者を興奮させさらに蔵馬ファンからは嫉妬される事態に。
堂々と「好きだ」と発言をしているので、鴉はかなりヤバい存在だったと分かりますね。
幽遊白書 鴉まとめ
ここでは、鴉の過去や能力、活躍や蔵馬との関係などについて紹介していきました。
鴉は過去に戸愚呂兄弟と戦い、弟を80%の力まで開放させた実力を持ち、それは蔵馬戦でも発揮しています。
爆弾を使い一方的に蔵馬を苦しめますが、最後に読み違いが起きて蔵馬に敗北し絶命したのです。
蔵馬に対する名言は、当時の読者を震撼させたほどで今でも語り継がれているんですね。