【幽遊白書】飛影の生い立ちが悲惨…複雑な過去や能力、活躍まとめ
更新日:2019年08月05日
幽遊白書は、冨樫義博先生が描く超人気漫画であり、連載が終了して20年以上が経過しますが幅広い世代から支持されています。
そんな幽遊白書に登場する「飛影(ひえい)」は、若い女性の間で絶大な支持を広げ「初恋が飛影だった」という女子が多かったのだとか。
そんな飛影ですが、複雑な過去を背負っているのをご存知ですか?
ここでは、飛影の過去や性格、能力や活躍などについて紹介していきます。
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裏話1.「飛影」が経験した複雑な過去とは?

ここから、飛影の魅力や裏話を紹介していきます
幽遊白書には、様々なキャラクターが登場しますがその中でも特に人気なのが「主要4人メンバー」の一人「飛影」です。
妖怪であり元盗賊という肩書を持つ飛影ですが、実は複雑な過去を背負っていることが明らかにされています。
以下から、飛影が経験した過去についてネタバレをしていくので閲覧注意でお願いしますね。
飛影は、「氷河の国」で氷女(こおりめ)の氷菜の子供として誕生し、母親は判明していますが父親が誰かは不明です。
生まれた直後から炎の妖気を身にまとっていたので、呪符に包まれた状態でないと母親が抱きかかえることができませんでした。
生後間もなくして、母親の形見である一粒の「氷泪石」と共に、天空にあった氷河の国から魔界の森に投げ落とされます。
飛影は自身を追放した氷河の国に住む女を抹殺することを、生きる最大の目標としたのです。
魔界の森に落とされた飛影は、盗賊に拾われて自身も盗むことを生業としていました。
氷泪石が非常に高価な宝でそれを狙う盗賊が多いことから、彼はその宝石を利用して敵をおびき寄せ殺戮する毎日を送っていたんですね。
そのため、生まれてから5年目の時点でA級妖怪にまで成長し、地元の盗賊仲間からも恐れられ、避けられるように…。
氷泪石が持つ「心の浄化」作用によって、次第に恨みという感情は消えていき、純粋に故郷に戻りたいという気持ちが強くなりました。
その矢先に強敵と遭遇し、母の形見である氷泪石を紛失してしまい、それ以降は妹のいる氷河の国と、母親の形見を探すことが生きる目的になったのです。
何とも飛影は、複雑な過去を抱えているのかが分かりますね。
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裏話2.「飛影」に見られる性格がヤバかった…
幽遊白書の中でも人気キャラクターに数えられる飛影ですが、どういった性格をしているのでしょうか?
- 無感動
- 無関心
- 残酷
- 不愛想
- 一途
- ツンデレ
- 優しい
物語が進むにつれて、飛影がどのような性格をしているのかが分かってきています。
飛影は何と言っても、無感動で無関心を示しさらに残酷性の強い性格をしていると分かるでしょう。
ところが氷泪石の浄化作用により、元々持っていた純粋な気持ちが強くなり「優しさ」という特質が目覚め始めるようになります。
しかし以前の自身の気持ちも強く残っているので、今で言う所の「ツンデレ」のような性格をしているんですね。
その素直になれない所が、読者の心に刺さり爆発的な人気を得たのでしょうね。
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裏話3.「飛影」が持っている驚きの能力とは?
戦闘描写も多い飛影ですが、A級妖怪にまで成長したぐらいですから、どれだけの能力があるのか気になりますね。
氷泪石を探すためには、もっと目を良くする必要があったので魔界の整体師「時雨」の手を借りて、額に第三の目である邪眼を挿入。
この手術は麻酔などは一切なしで行うので、かなりの激痛を伴うと共に最下級にまで妖力が低下してしまいます。
これだけのリスクを負ったとしても、形見の石を探すのが優先と考えたあたり、飛影の気持ちが大きく変わったと分かるでしょう。
D級に下がったので時雨から剣術を学び、以降はそれが彼の武器となっていきます。
彼は邪眼を開くことにより、自身の戦闘力を大幅に向上させたり、周囲の様子を探るといったサポートを得られます。
また、邪眼と剣技を合わせた技を普段は用い、物語の中盤以降は魔界の黒炎を操る「邪王炎殺拳」を使いました。
元々の能力を思い出し、妖力が上昇すると魔界の炎を扱えるようになるので、今までとは比べ物にならないほど実力がアップ。
邪王炎殺黒龍波は彼の代名詞とも言える有名な技で、敵を影だけ残して消滅させていました。
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裏話4.「飛影」と「雪菜」の関係が感動的だった…
飛影は邪眼の能力を使うことで、氷河の国を簡単に見つけ出しましたがそこに住む女がどうも暗い印象を持ちました。
今までの復讐心が薄れてしまい、女を殺そうという気持ちは無くなり、代わりに妹の情報と母親の墓参りに行きます。
時雨との約束で「妹を目の前にしても、自分が兄だと名乗らない」を決めたので、飛影は妹「雪菜」を前にしても兄とは言いません。
雪菜の居場所が判明した後、飛影は人間界に来ますがそこで蔵馬というその後も大きく関わる妖怪と出会います。
人間界で金に目が無い人物「垂金」に、雪菜が幽閉されていることを知ると、雪菜の救出に赴き誰よりも早く助けました。
時雨との約束があるので、兄と名乗ってはいませんが監禁・虐待をした垂金を一発殴っています。
また、桑原が雪菜に好意を向けているのを、あまり快くは思っておらず内心ではイライラしている風にも受け取れるシーンもちらほら。
こうした所から、兄として雪菜を本当に大切に想っているのが伝わってきますね。
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裏話5.「飛影」が幽遊白書の本編で見せた意外な活躍
人気投票ランキングでは、2位に大差をつけて1位を獲得するほどの人気を持つ飛影ですが、本編ではどういった活躍を見せたのでしょうか?
原作が中盤以降、伏線などを全て回収することなく早足で終了したので、飛影の活躍も中途半端となってしまいました。
それでも物語で重要な働きを見せたので、その点を以下から紹介しておきます。
飛影は盗賊として幽助を狙ったとき、ヒロインを拉致されたことで激高した幽助にボロボロにやられてしまい逮捕。
その後は幽助をサポートするように命じられ、仕方なく幽助の仲間として行動しますがいつしか幽助とは切っても切れない関係になりました。
暗黒武術会では無敗の活躍で、優勝に大きく貢献しこの時点で妖怪ランクはB級中位に。
その後、物語は「魔界の扉篇」に突入しますが、ここで幽助と袂を分かつ決意を示しました。
それでも、本作の恐らくラスボスとされる「仙水忍」に幽助が殺された時は、感情を取り乱しながら妖力が急激にアップしA級になったのです。
終盤「魔界篇」では、躯からスカウトされて魔界へと赴きます。
雪菜から母の形見である「氷泪石」を貰いますが、もちろん自身が持っていて無くしたものではありません。
それでも生きる目的を急に達成したので、生きることに対する熱意が弱まった飛影は躯との戦いで相打ちになろうと考えます。
躯は飛影がそのように感じているの知り、自身の記憶を飛影に見せることで彼は自分がどれだけ甘いかを痛感。
その後成長を続けてS級妖怪になり、躯NO2の座を勝ち取りました。
魔界トーナメントで敗北した飛影は、魔界に迷い込んでしまった人間を送り返すという、飛影にとってはつまらない仕事をしています。
最終的には、幽助のチームに強引に編入され、幽助とは切っても切れない関係であると明かされ終わりを迎えたのです。
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裏話6.「飛影」が残した衝撃的な名言特集
躯との関係を怪しむ声がファンの間で聞かれた飛影ですが、実は名言を多く残しているのをご存知ですか?
飛影はそこまで言葉数が多い方ではありませんが、発言する際には胸に刺さる名言が誕生しているのです。
以下から、飛影の名言の中でも心を刺激されるものを厳選して紹介しますね。
- 邪眼の力をなめるなよ
- 右腕だけで十分だな
- どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつとな
- ハッピーバースデイ
- 残像だ
- 見えるか!?貴様の火遊びとは一味違う魔を秘めた本当の炎術が…
自分の強さにとことん自信を持ち、プライドが高いことが名言を通して分かりますね。
幽遊白書 飛影まとめ
ここでは、飛影の過去や性格、能力や活躍などについて紹介していきました。
飛影は幼少の頃から、複雑な過去を経験しておりそれが幽助との出会いにも繋がり、結果的に成長が出来たのです。
雪菜を大切に想っているのが、本編を通して理解できますし、さらに躯との男女関係についても注目されていましたが、何も明らかにはされず。
人気がダントツで高かった飛影ですので、読者の心には今も生き続けているでしょう。