【幽遊白書】蔵馬の過去が壮絶…能力や性格、人気が高い理由まとめ
更新日:2019年08月05日
幽遊白書には、魅力的なキャラクターが多数登場し物語を楽しくさせていますが、その中でも特に注目されているのは「蔵馬」です。
主要人物の一人に数えられる蔵馬は、幽助たちにとってのブレーンで欠かせないキャラクターの一人とされています。
そんな蔵馬ですが、読者から圧倒的な人気を得ているのをご存知ですか?
ここでは、蔵馬の過去や特徴、正体や人気の理由などについて紹介していきます。
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裏話1.「蔵馬」が経験した壮絶な過去と驚きの正体

ここから、蔵馬の魅力や裏話を紹介していきます
幽遊白書に出てくる蔵馬ですが、実は驚きの過去を経験しているので以下から早速紹介していきますね。
蔵馬は何百年も生きる狐が妖怪に進化した「妖狐」で、魔界に生息していました。
しかも、魔界では名の知れた宝具専門の盗賊であり、多くの者から警戒されていたのです。
15年前に、霊界から追跡してきた者との交戦で重傷を負い、身動きを取るのも難しいほど追い込まれる事態に…。
そこで蔵馬は霊体という状態にて、胎児に憑依し「南野秀一」という人間として生きていくことに。
妖力が回復した後に姿を消そうと考えていましたが、義理の両親からの愛情を感じて留まることを決意。
母・志保利が病に倒れたことにより、母親に対する愛着を強く感じるようになり、人間界を守る立場を貫くようになったのです。
その間に幽助とも出会い、人間的にも成長し物語で欠かせない存在になりました。
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裏話2.「蔵馬」が持つ特徴がヤバかった…
実は妖怪でかなりの実力を持っている正体が明らかになった蔵馬ですが、どうった特徴を持っているのでしょうか?
彼は、中世的な顔立ちで頭脳明晰、そして物腰が柔らかいとモテる要素を全て揃えています。
進学校に通いながらも、成績は常にトップで生物部に所属して多くの事柄を成し遂げ同級生に多大な影響を与えているのです。
何百年も生きているので、知性という面では同級生が敵わないのも無理はありませんし、その対応力も見倣えるべき点が多いでしょう。
顔つきや長髪などから、女性として勘違いされることも多く、蔵馬自身もその部分は悩みの種としています。
他の人を育成する能力にも秀でており、桑原や暗黒武術会にて知り合った妖怪たちを、十分な戦力まで成長させました。
孤児として寂しい経験をしてきた飛影を、仲間と思っているだけじゃなく保護者的な役割も担うなどメンバーに対する気遣いも十分です。
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裏話3.「蔵馬」に見られる意外な性格とは?
幽遊白書に出てくる蔵馬ですが、どんな性格をしているのか以下から見ていきましょう。
- 冷静沈着
- 温和で穏やか
- 優しい
- 礼儀正しい
- 社交的
- 自分に厳しい
- 容赦しない
- 残酷
物語が進むにつれて、彼は上記のような性格をしていると明らかになりました。
特に錬成沈着で温和で優しいというのは、彼を代表する性格の一部分を表していますよね。
それだけじゃなく、社交的で礼儀正しいので同級生の間でも十分な人気を得ているのも当然であると言えます。
しかしながら、元々は妖怪で窃盗を得意としているので、感情を逆なでされると容赦しない残酷な性格になるのです。
その二面性が彼の性格を表しているため、一言では表現できない味わい深い人物に仕上げています。
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裏話4.「蔵馬」が持っている衝撃的な能力
蔵馬は魔界に生息する妖怪で、最低でも1000年以上は生きているので強敵との死闘をいくつも経験してきたでしょう。
そこで生き延びるためには、誰よりも強い能力を手に入れる必要があり、蔵馬もそれに関していくつもの修行を重ねてきたと考えられます。
蔵馬は能力を使って、ありとあらゆる植物を操ることができ、それを武器にしたり防具にして戦闘するのが一般的です。
特に代表的なのが、「ローズ・ウィップ(薔薇棘鞭刃)」と呼ばれるもので、薔薇の棘を鞭状にして攻撃をするもの。
暗黒武術会では、「シマネキ草」と呼ばれる魔界植物の種子を、相手に植え付けることで「死ね」のキーワードで相手の体内を突き破って開花するおぞましい武器を用いました。
妖狐になった時にも、植物を武器にして戦う姿が見られましたが非常に強い妖力を手に入れているので、人間の姿とは比べ物にならないほどの実力を持っています。
人間と融合する以前はA級妖怪でしたが、その後はS級妖怪にまで成長し妖力は15万を超えるほどです。
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裏話5.「蔵馬」が読者から人気が高い驚きの理由
物語の序盤から終盤まで、幅広い活躍を見せてくれている蔵馬は、読者から圧倒的な人気を得ています。
突出して登場回数が多い訳ではありませんが、「初恋が蔵馬」だった女子生徒が当時とても多かったのだとか。
蔵馬派か飛影派かで、クラスで議論になっていた所から若い女性に絶大な人気があったことが伺えますね。
人気のある理由として、「中性な顔立ちで素晴らしい性格をしている」という点が挙げられます。
前述している通り、女性と見間違えられるほど中性的な顔立ちをしており、物腰が柔らかくて周囲に好かれる性格をしています。
そうした点が幽遊白書の全体を通してもぶれずに描かれており、彼を好意的に見る若い女性が多かったのでしょう。
この人気は連載されていた時期だけじゃなく、実際には世代ではない人々の間にも浸透しブームが常に続けている状況。
蔵馬の人気は彼の言動だけじゃなく、生き様や他の人との接し方など総合的に判断されているのも見過ごすことはできませんね。
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裏話6.「蔵馬」が残した震える名言特集!
蔵馬は人間的にも優れていますが、彼の放つ台詞には名言が多く読者は何度も震えてきました。
以下から、蔵馬が放った名言の中でも特に人気が高いものを、厳選して紹介をしていきます。
- 綺麗な薔薇には棘があるのさ
- 切り札は先に見せるな
- キミはどうする?服従か?死か?
- お前は死にすら値しない
- 俺は自分を偽って生きたくはない
- オレは四人のうち誰が欠けてもいやだ
- ハンパな攻撃は逆効果だ。BANG
- 皮肉だね悪党の血の方がきれいな花がさく
- オレをあんまり怒らせるな。どうでもよくなることだってたまにはあるんだぜ
厳選しても、これだけ多くの名言が出てくるのですから、彼の発言がどれだけ読者の胸を刺激しているか分かるでしょう。
名言の中でも、「綺麗な薔薇には棘があるのさ」は、蔵馬の代表的な言葉であり、至る所で使われていますね。
戦闘中においても、蔵馬はレベルの違いを見せつけるような発言をしており、それらは戦闘の展開などと相まって大きな意味を持ちます。
蔵馬はあらゆる状況で名言を出すので、彼の言動を常に注目してきた人は少なくありません。
幽遊白書 蔵馬まとめ
ここでは、蔵馬の過去や特徴、正体や人気の理由などについて紹介していきました。
人気投票では上位を獲得するなど、高い人気を得ている蔵馬ですが元々は妖怪だった過去を持つなど複雑な背景を抱えています。
アニメ化した時は、声優が女性という点で大きな苦情が制作陣に寄せられましたが、結果的に多くの人が蔵馬ファンになったことも。
原作が終了してからずいぶんと時間が経過しましたが、これからも読者の心の中で生き続けるでしょう。